遠くから聞こえる音はどこから響いてきたのだろう
僕が発する声はどこまで響いていくのだろう
たぶん世界には僕が生まれるずっと前から響いていて
僕が死んだ後もずっと響き続ける音がある
"エコー"
山から山へ
そして海へと渡っていく
"エコー"
足下から空へ
空からどこか知らない大地へ
延々と響き渡っていく
僕が今発したこの音はどこまで行くのだろう
もしかしたらこの音は僕が発する前に誰かが発していたのかも知れない
僕がたまたま受け取ってたまたま音を増幅していただけなのかも知れない
もしかしたらこの音この声がいつの日か君に届く日があるのだろうか
都会の喧噪に紛れた僕の音が君に触れられる日があるのだろうか
"エコー"
知らない街へ知らない国へ
"エコー"
僕の故郷へ僕の思い出へ
もう戻れないあの時代の音を伴っていつまでも響き渡れ
2009年1月28日水曜日
エコー
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